お役所だってキャンプの話がしたい
こんにちは。静岡県島田市広報課です。
静岡県中部に位置する島田市は、大井川の恵みを受けながら、発展してきた街です。
普段は、島田市のシティプロモーション「島田市緑茶化計画」の記事をちょくちょく書いているnoteです。茶処なので、緑茶の話やら、緑茶を愛しすぎた人たちが生んだいろんなものについて書いております。
そんな島田市が「 #キャンプの話をしよう 」というハッシュタグが生まれたと聞いて、アウトドアチェアとテーブルと焚火台と炭とスキレットとウインナーとビールを片手に(持ちきれんわ)ノコノコやってきました。それはなぜかといいますと。
大井川流域はキャンプ場の宝石箱
2020年11月にオープンした「KADODE OOIGAWA」併設の観光案内所「TOURIST INFORMATION おおいなび」。島田市観光協会が運営しています。このおおいなびが、大井川流域のキャンプ人気の高まりを受け、最近めちゃくちゃキャンプに力を入れています。キャンプガチ勢なんです。
7月に行われたキャンプフェスタでは、大井川流域のキャンプ場に興味を持ってくれた方がとても多く、川根本町&島田市観光協会の臨時ブースも大盛況でした。パンフレットが減るわ減るわ。ありがとうございます。ゆるキャン△コラボも盛況ですよ!
そんなわけで、大井川流域のおすすめキャンプ場を紹介していきたいと思います。ここから先は、おおいなびスタッフによる大井川流域のキャンプ場体験レポートをお届けします。ぜひ、次のキャンプの行き先候補のひとつにしていただけたら、嬉しく思います。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、キャンプ場によって受け入れ状況が異なります。事前に各キャンプ場の最新情報をご確認ください。
おすすめその1『八木キャンプ場』
昔ながらのキャンプ場という感じですが、だからこそ「THE☆キャンプ」が味わえる素晴らしい『八木キャンプ場』。スタッフの個人的なオススメポイントベスト3を発表します。
①木々に囲まれた区画サイトor河原のフリーサイト
夏はやっぱり木陰にサイトを取りたい!いやいや、大井川を目の前に、河原に設営したい。そんな悩みも現地で自分で解決できる!区画の指定がされないので、現場をウロウロしながら決められます。
特に今はコロナ対策で50サイト限定。最大120サイトの半分以下です。だからゆったり広々。これだけでも最高ですよね。
②川が目の前!朝7時からでも遊べます♪
大井川の上流部なので、綺麗で冷たい川の中で遊べます!
テントから出ると、目の前が川…となれば子ども達は走り出さずにはいられませんよね。朝7時くらいには、太陽が山から顔を出して急に暑くなるので、朝食前のひと遊びも。
ただし石が大きめなのと、降雨後は増水するのでご注意ください。ライフジャケットは必須です!
③観光スポットもりだくさん
キャンプ場から車で10分で千頭駅。トーマス運行日は千頭駅でトーマスフェスタも開催中のため、キャンプ後に遊んで帰るのもいいですね。
また大人気の「奥大井湖上駅」や「夢のつり橋」も近いので、ぜひ綺麗な景色に癒されてください。
観光する時間がない!という時も、キャンプ場からすぐのところに小さなつり橋があります。朝のお散歩にぴったり!
最後に…やっぱり欲しい「温泉」♡
よっつめーーーーっ!!?(ツッコまずにいられませんでした)
キャンプ場から河原沿いを5〜10分歩くだけで「もりのいずみ」に到着します!大井川を眺めながら露天風呂でのんびり。最高です。また、水深130cmの立ち湯もあります。子ども達に大人気です。(しかし見守る大人は気が気じゃありません…)絶対に子どもだけで入らないでくださいね。
おすすめその2『アプトいちしろキャンプ場』
ここはキャンプだけでなく、アミューズメントパークのように楽しめます!!ここでしか体験できないワクワクがいっぱいです。そんな『アプトいちしろキャンプ場』の魅力をお伝えします♪
①アプト&ダムの最高な景色に出会える!
なんといってもキャンプ場からの景色が他では絶対に見られない絶景なんです!可愛いトロッコ列車が国内で唯一のアプト式機関車を使い、急勾配を頑張って登っていく様子がダム越しに見られます。手を振るのもとっても楽しいですよ。
②トンネルの中の肝試し!?ミステリーウォーク!
キャンプ場を挟むようにして、両側に旧井川線のトンネルがあります。この中を歩くことができるのですが…中にはいろいろな仕掛けが!ちょっと怖くてとても楽しいですよ。
ダム側にあるトンネルを抜けて長島ダムのしぶき橋を渡り、長島ダム駅からアプトいちしろ駅までアプト式に乗車。(本数が少ないので時間を合わせてくださいね)下車後にもう一つのトンネルを抜けてキャンプ場に戻る、という1時間くらいの一周ウォーキングがとってもオススメです。
③山に囲まれた芝生の区画サイト!
ほとんどのサイトが芝生なので、とっても気持ちがいいんです。区画も広くて、大型テントも十分なサイズ。昼間は風が強くてペグダウンした方が安心ですが、夜になるとなぜかその風もピタッと止み静かな時間を過ごせます。
目の前のダム湖も穏やかで釣りなどがオススメ。深そうなので水遊びはちょっと怖いかな、という感じです。また、サイトには木々がないので夏の日中はとても暑いと思います。個人的には紅葉の秋や長島ダム周辺の桜が美しい春がオススメです。キャンプ場にいながら特別な経験ができる「アプトいちしろキャンプ場」ぜひ一度宿泊くださいませ☆
おすすめその3『くのわき親水公園キャンプ場』
どの季節もオススメすぎます…こんなに気持ちのいいキャンプ場はめったにありません。それが「くのわき親水公園キャンプ場」。いろんなところで紹介していますが、何度でも何度でも紹介したいくらい良いところです。ぜひ、お付き合いくださいませ。
①とにかく広くて気持ちがいい!
メインはフリーサイト。4万㎡という広大な敷地が、大きく区分けされていて「Aゾーンの中に建ててね」という感じです。そのゾーン自体も広いのですが、当日早めに到着してベストポジションを取ればなお最高です。
区画サイトは低木で仕切られていて、カマボコテントと四駆を置いてもさらにリビングスペースが十分取れました。ちなみに空いている日は場内どこでもフリーです♪(日によりますのでご確認を)
②子連れに最高な環境!
場内には滑り台やブランコ、鉄棒、ジャングルジムもあって子どもが退屈しないんです。これ、ファミキャンには泣けるほど嬉しいしつらえですよね。そして大井川が目の前なので川遊びもすぐ!浅くておだやかな流れなので安心です。(それでもライフジャケットはお忘れなく)
さらにさらに大井川越しにSLやトーマスが走るのが見られるという…ポッポーと汽笛を鳴らしてくれる時もありますよ☆
③くのわき地区の散策!
実はくのわき地区、縁結びのパワースポットなのです。子宝祈願や良縁祈願に来られる方も多いのです。またキャンプ場から歩いてすぐの場所に塩郷のつり橋もあります。イッテQでイモトアヤコさんが渡ったり、ゆるキャンでなでしこが渡ったりした人気のつり橋なんです。
キャンプ場周辺のお散歩マップもあるので、いつもはすぐにビール飲んじゃうそこのあなたも、ちょっと散策にお出かけしてみてはいかがでしょう。
くのわきキャンプ場は秋冬に見える満点の星空も美しく、真冬でもほとんど雪が降らないため、冬キャンプデビューにもピッタリです。夏だけでなく、ぜひいろんな季節にお越しくださいませ!!
いかがでしたか?ぜひ、行ってみたいところリストに入れてもらえたらうれしいです。この三ヶ所以外でも、「行ってきました」のレポートnoteを書いてくれたりしたら飛んでいきますので教えてください。
気まぐれに、キャンプ場の紹介もしていきたいと思います。
それでは、また次回!